長浜市産業振興ビジョン
策定業務

~「長浜スタイル」で拓くグローカル産業都市~

概要

近年のグローバル競争の激化や人口減少社会の到来等、社会経済情勢の急速な変化に加えて、東日本大震災における地震・津波・原発事故の複合災害とその影響等により、我が国の産業を取り巻く環境は今までにない困難な状況に直面しています。

このような状況の中、地方分権一括法施行以降の自治体は、まちの個性が求められるとともに、未来の子どもたちに魅力ある都市を引き継ぐため、地域経営の視点に立った財政基盤の確立が課題となっています。

そこで、民間投資の活性化と雇用の確保、そして安定的な税収確保を目的として、立命館大学金井萬造教授(弊社相談役)の指導の元、中長期的視点による戦略的な長浜市産業振興ビジョンを策定しました。

内容

①ビジョン策定に係る調査
製造業等を取り巻く社会経済動向、上位計画・関連計画、各種統計について調査・分析を行い、ビジョン策定に向けた基礎データとしました。
②長浜市内製造業等の実態とニーズの把握
市内の製造業企業に対するアンケート調査(270社配布/129社回収)を実施するとともに、併行して12社を抽出してヒアリング調査を実施し、長浜市の製造業等における現況・特性と当該計画案への提案・意向の整理を行いました。
③懇話会及びワーキング会議開催に係る補助
各界リーダーを中心とした懇話会(委員18名、計4回)、及び市内中小・中堅企業の経営者を中心としたワーキング会議(委員12名、計5回)を開催し、会議準備や摘録作成を行いました。
④計画策定に係る支援
各種調査を踏まえた課題整理、今後の産業振興に係る目標設定や目標を実現する為の基本方向の設定、工業振興に係る「5ヶ年戦略プログラム」の策定及び具体的な振興策の提案を行ない、長浜市産業振興ビジョン(本編及び概要版)として取りまとめました。

成果

●「長浜スタイル」で拓くグローカル産業都市をめざして

思いを共有し、ないものねだりはせず、汗や資金の拠出を惜しまない「結(ゆい)」の精神、地域固有の豊かな自然や風土を慈しみ、責任を持って脈々と受け継ぐ「ふるさと愛」、新しいものを進んで取り入れ、「課題先進国日本」のトップランナーとして活躍する「進取の気性」の3つの『長浜スタイル』により、市民自らがグローバルな視点でローカルから産業振興に取組み、「グローカル産業都市」をめざします。

●5つの課題を解決する5ヶ年の目標と施策・事業の策定

「みがく」「そだてる」「ひらく」「ととのえる」「つなぐ」の5つの課題に対して、平成24年度から平成28年度までの5ヶ年の目標と施策・事業を策定し、達成に向けて取り組みます。また、各施策・事業を集中的・統合的に取り組むため、「地域資源の発掘と生活文化産業の融合による長浜ブランドの創出」「長浜サイエンスパークのバイオ技術を活用した次世代成長産業の振興」「グローバル展開を目指す長浜企業の育成」の3つを重点プロジェクトとして取り組みます。

●長浜企業の足腰を総合的に支援する機関の設置

長浜市が培ってきた経営者マインドを継承し、強固な経済基盤を創造するため、商工会議所・商工会を中心に、長浜バイオ大学やバイオビジネス創出研究会、滋賀県東北部工業技術センター、さらに市内金融機関といった経済団体との連携を通じて、「(仮称)長浜ビジネスサポート協議会」を設立し、専門家の派遣によるきめ細かな支援や企業家同士のサロン開催、企業情報の発信等に取り組みます。将来的には協議会の法人化や、活動拠点施設として「(仮称)ながはま産業創造センター」の整備をめざすものです。

データベース

業務名 「長浜市における中長期視点による戦略的な産業振興試作研究」にかかわる調査委託
発注者 長浜市(学校法人立命館)
担当者 高野、江藤

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